吉良 竜哉

来日する鬼才の多彩なスペインワイン

2015.04.15

「普段スペインを飲まない」方にこそ試して頂きたい! 

 

 

私、吉良のブログ更新は昨年のイタリア展以来となってしまいました。永らくお休み失礼いたしました。

今回はゆかりのある生産者が、世界のクリエーターを特集した”Catch the Creation”の企画に合わせて新宿店グランドカーヴに来てくれるということで、どうしてもご紹介したく久々に掲載させて頂きます。

 

 

 スペインのテルモ・ロドリゲス氏。日本でも彼のワインは広く見かけるようになったのでご存知の方も多いかもしれません。

 彼の実家は「レメユリ」というリオハ地方の名門ワイナリーでした。独自のワイン造りを標榜する彼は若い折一度ここを飛び出し、既成概念にとらわれない新たなワイン造りをして一躍注目を集めることとなります。

 

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それは、スペイン各地の銘醸地の「畑」のみを手に入れて自前の「醸造所」を持たず、間借りしてあらゆる地方・品種のワインを手掛けるという手法でした。(現在はレメユリに戻り、こちらのワインも手掛けています。)

 

 

 

若手・新世代と言われてきた彼もアラフィフ世代。ワイン造りのキャリアは20年を超え、円熟味を増してきたワインは、陽気な果実の中にも染み渡る旨味を感じます。

ポップで印象的なラベルと相まって、スペインワインファンの中では知名度も浸透してきた彼ですが、今回の来日プロモーションでは是非、普段スペインワインなんて飲まない、という方にも広くお試し頂きたいと思います。開けたてからおいしいものが多く、バランスよく洗練されていますので飲み手の方を選ばないかと思います。

 

ちなみに写真は去年来日された折にお会いした時のものです。

 

 今回のプロモーションに先立って、セラーでお取扱いしている彼のワインを2種類ご紹介しておきます。

もちろん4月15日からのプロモーションでは白5種類、赤8種類の多彩なワインをご紹介しておりますのでお楽しみに。テルモ氏本人は4月17日の15:30-18:00の来店し、皆様に直接ご案内する予定です。(諸事情、本人の訪問先の都合より、変更・中止とさせて頂く場合もございます。ご了承くださいませ。)

PICK UP
  • ペガソ ピサッラ 2010
     私がかつて同業者にすすめられて試し、彼のワインで最初に衝撃を受けたキュヴェ。重鈍になりがちなガルナチャ(グルナッシュ)という品種に繊細さと伸びやかさを纏わせています。香りにも味わいにも甘やかな果実のふくらみがみてとれます。最近まで畑か葡萄の絵だと思っていたラベルは、ベッドのスプリングを表しているそうです。
    5,400円(税込)
  • トランジストール 2012
     ルエダ地方の代名詞といえる品種ベルデホ。彼の手にかかるとトロピカルのイメージが強いこの品種もすっきり伸びやかになるのが不思議です。揚げたりマリネした魚、または鶏肉とご一緒に。ワイン名はラベルの通り「トランジスターラジオ」から来ていますが、着想の由来は是非直接本人に確かめて頂きたいと存じます。
    3,348円(税込)

PROFILE

吉良 竜哉
2年の南欧留学を経て、スペインレストラン、インド料理バー等の新規立ち上げに携わる。
2010年より伊勢丹新宿店に勤務。
旅行、料理、食べ歩き、飲み歩き、ライヴDVD鑑賞、横浜Fマリノスをこよなく愛する。
新しいワインの開拓に専念する傍ら、生産者と直接話をするのがこの仕事の楽しみです。

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