吉良 竜哉

イタリア展の眺め方

2014.09.24

9月30日より、いよいよ新宿店にてイタリア展が開催されます。毎年大変ご好評頂いているこの催事、ワイン以外にも食材、雑貨、イートインと一日かけてじっくり見て回って頂ける内容です。

当然ワインの催事としても規模は新宿店の催事中最大、ありとあらゆるワインが一堂に会するという意味では、イタリア本国でもプロ向けの見本市「ヴィニタリー」以外ほとんど目にしたこともございません。(イタリアのワインショップなどは各地のワインをまんべんなくは置かず、地元のワインに特化していることも関係しています。)

逆に言えば「商品数が多くて何を選んだら良いのか分からない!」というお声を多く頂戴するのも事実です。イタリア展に限らず、多くのワインと相たいする時以下の切り口で「眺めて」みることをおすすめしております。

①ブドウ品種(単体、ブレンド含め)

②産地(・地域・畑・気候・土壌等々)

③生産者(会社・規模・方向性・人柄)

④アルコール度数(全てのラベルに書いてあります)

⑤ラベル(本当にラベルで味の想像が出来ます。詳しくは過去のブログもご覧ください)

⑥ネーミングセンス(バローロ・キャンティ等地名以外にオリジナルネームをつけることが増えています。メッセージが込められている場合も)

⑦ヴィンテージ(当り外れではなく、キャラクター、飲み頃、古さという意味で)

この7つのキーワードを使って、ワインを決して暗記しようとか、研究しようとかなさらないで下さい。あくまで軽く「眺める」ことが大切です。日本の消費者の方は、研究熱心なのは素晴らしいですが、それも過ぎるとワインのもつイメージが堅苦しくて敷居が高くなってしまわないかと危惧しております。仏・伊・西・独諸国の市民の多数派はさしてワインに詳しいわけでもありません。

 

さて、飲み始めたワインが「キャンティ」であり、イタリアに1年半おりました私吉良がイタリア展閉幕までの間数回にわたり、「愉しみ方」と「眺め方」を、気軽ぅーにご紹介させて頂きます。この方法を使って、出来ればワインに普段興味のないご家族、ご友人、大切な方をつれて、ああでもない、こうでもないと、イタリア展で「眺めて」頂けることがございましたら、私にとってこの上ない喜びとなるでしょう。

今回は、中でも①と②の特に太字の2項目を中心に、次回から数回にわたって書かせて頂きます。

併せまして、イタリア展が終わりましても、ヴィンテージセラー・テイスティングカウンターにてキャンティ・クラシコ2010の有料試飲もございます。(10/11、18、25日の土曜日)

 

キャンクラ.JPG

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

写真はご試飲頂ける予定の商品です。

詳しくは新宿店グランドカーヴ店頭の「セラーインフォメーション」をご覧いただくか、スタッフまでお尋ねください。

 

 

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PROFILE

吉良 竜哉
2年の南欧留学を経て、スペインレストラン、インド料理バー等の新規立ち上げに携わる。
2010年より伊勢丹新宿店に勤務。
旅行、料理、食べ歩き、飲み歩き、ライヴDVD鑑賞、横浜Fマリノスをこよなく愛する。
新しいワインの開拓に専念する傍ら、生産者と直接話をするのがこの仕事の楽しみです。

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